直径40センチの目玉を持つイカ

世界中で1番大きい動物はシロナガスクジラですが、では、最も大きな目玉を持つ動物をご存知ですか。

それは、象でもクジラでもありません。なんとイカなのです。ちょっとピンとこないかもしれませんが、それはスーパーや魚屋さんで売られている胴長30～40センチのスルメイカやヤリイカしか見たことがないためです。

全長20メートルになる巨大なダイオウイカともなると、その目玉は直径40センチもあります。

どうしてこんなに大きな目玉が必要なのかというと…目玉が大きいということが、レンズの口径が大きいということで、薄暗い海中でもはっきりものを見ることができます。

魚やクジラは、主に嗅覚や超音波を使ってものをとらえますが、イカは視覚だけが頼り。だからこそ、他の動物に比べて大きな目玉が必要なのです。