仲良くおじさんとおばさん

おじいちゃんやおばあちゃんになるまで仲良くしてね。

日照りが続いても、なぜ木は枯れないのか

大きな木は、1ヶ月くらい雨が降らなくても枯れません。草だって1週間くらいならなんとか生き延られます。

しかし、植物は水なしではいちにちたりとて生きてはいけないはず。では雨が降っていないとき、その水はどこから取ってくるのでしょうか?

水には、細かい隙間を上る毛細管現象があるのはご存知の通り、土の中でもこの現象が起きています。

土には狭い隙間が無数に開いています。この土の中の隙間を、地下にたまっていた水が上がっていき、土の湿り気を保っているのです。この水のことを毛管水といいます。

日照りが続いて、土の表面近くが乾いても、少し下の層には毛管水が上がってきているので、植物は、毛管水を吸って育っているのです。

特に大きな木は、地下1~2mまで根を張っていて、たくさんの毛管水を吸収することができるのです。