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湖の透明度はどうやって測る

北海道の摩周湖やロシアのマイカル湖といえば、透明度が高いことで有名です。今ではどちらも落ちてきてるとはいえ、かつては摩周湖は41.6メートル、マイカル湖は40.5メートルを記録したことがありました。

一般に、栄養に富んでいて、プランクトンなどの微生物が多いところは透明度が低く、その逆の場合は透明度が高くなっています。摩周湖やマイカル湖は、微生物が少ないために湖水が澄んでいるというわけです。

ところで、この透明度の測り方は知ってしまえば、実にシンプルな方法です。道具は1つ、セッキー板という直径約30センチの白い円板だけ。これを水面と平行に保ったまま、静かに沈めて行きます。

そしてこの円盤を、観測者が湖上から肉眼で見えなくなった深さが、すなわち、透明度の数値。水深41メートルで見えなくなったら、透明度41メートルという具合です。

なんとも原始的な計測法に思えますが、海の透明度もこれではかるのだとか。海で最も透明度が高かった記録は、北大西洋サルガッソー海の66.5メートルだそうです。湖よりも海の方が透明だとは、ちょっと意外です。

 

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